インターハイ ホッケー男子 ベスト8に一歩及ばなかった玖珠美山

2022/08/02
  • 高校総体

 翌日の2回戦、第3シード今市との試合は、初戦勝利の勢いをぶつけた。格上相手に互角に戦い、スコアレスで前半を折り返した。後半も堅い守備から少ないチャンスを得点に結びつけようとしたが、一瞬の隙を突かれて先制点を許す。ただ、ここから集中力を切らすことなく、第4クオーターではGKを攻撃に加える捨て身の戦術で反撃を試みた。押し込む時間は続いたが、ゴールは遠かった。カウンターから追加点を奪われ0−2で試合を終えた。

 

 ベスト8にあと一歩及ばなかったが、キャプテンの林丈太郎(3年)は「今年は昨年に比べ個人技で劣っていたが、チーム力でカバーした。九州大会で優勝したことはまぐれでないことを示すことができたし、もっと上を目指せると思えた。もう一度全国の舞台に立てるように攻撃をレベルアップしたい」。今月末にある国体ブロック予選を勝ち抜き、本戦の出場を目指す。12月の全国高校選抜に向けての収穫と課題も明確になったインターハイを終えた。

 

強豪を相手に手応えをつかんだ玖珠美山

 

 

(柚野真也)

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