インターハイ出場校・選手紹介 なぎなた団体試合 全国高校総体連覇を狙う大分西

2022/07/09
  • 高校総体

 エースが伊藤であることは間違いないが、得意のスネ打ちは相手に警戒され、思うように一本取れない試合が続く。「相手に研究されているが、それを上回る打突を習得しなければいけない。面打ちが決まりだしたので、タイミングを見て連続打突で勝ちたい。これまで先輩たちのおかげで日本一を経験させてもらったので、次は自分たちの代が後輩に引き継がなければいけない」と強い覚悟を持つ。

 

 3年生全員が同じ思いだ。河野莉采は「全国高校選抜、九州大会を経験して成長できた。高校最後の大会となるので、今までで最高の試合をして、最高の結果で後輩に引き継ぎたい」と話し、入江七緒は「日頃の練習から課題を見つけ、万全の状態で試合に臨みたい。自分一人ではどうにもできないが、みんなで戦う意識があれば何とかなる。優勝しか考えていない」と目標は明確だ。

 ほとんどの選手は、初めて挑む全国高校総体。大会まで残り1カ月で「一体感を高めて、一人一人が確実に自分の試合を進めたい。結果はその後についてくる」(伊藤)。

 

 

全国高校総体で2連覇を目指す

 

 

(柚野真也)

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