インターハイ出場校・選手紹介 陸上 大分東明4選手が全国で上位入賞を狙う
2022/07/02
- 高校総体
昨年末の全国高校駅伝でアンカーの大役を果たした松井は、身長181cmの長身と長いスライドを武器に、調子を上げている。「都大路を走ってから自信がついた」とエースとしての自覚が芽生え、練習から意識の高さがうかがえる。駅伝とトラックは別物だが「記録より勝負に徹して結果を出したい」と駆け引きを楽しみながら、上位入賞を狙う。
全九州高校体育大会で1500メートル、3000メートルで2冠を達成したカモソは、「ここ数カ月で数段階レベルアップをした」と井上浩監督。コンディションは上向きで1500メートル、3000メートルの両方で表彰台を目指す。多田は高校最後の年となり、心技体が備わった。夏場に向けて十分な走り込みを続け、大会に照準を合わせている。井上監督は「練習前後のマッサージなどケアを怠らず、自己管理が徹底できている。男女ともにレベルが高く、インターハイでも期待できる」と話す。
4人にとって全国高校総体は全国高校駅伝の通過点となるが、「全国の舞台で真剣勝負ができるのは、いい経験になる。ここで課題を見つけて成長の糧にしたい」(松井)と貪欲な姿勢を示した。
(柚野真也)