県高校総体 バドミントン男子団体 別府鶴見丘が総合力を見せつけ8連覇達成

2022/06/03
  • 高校総体

 第1ダブルスに出場した両チームの選手2人が、2勝1敗で迎えた第2、第3シングルスで再び対戦。山下は「疲れがあったが、いつもの自分らしいプレーをした」と淡々と的確にコントロールショットを打ち込んだ。第3シングルスの第1ゲームは21-12で寄せ付けず、第2ゲームは14-19と劣勢に立たされたものの連続7ポイントを奪取して、鮮やかな逆転勝利で優勝を決めた。

 

 決勝で1セット落としたが、そのほかの試合は全て3−0で勝利。終わってみれば総合力の高さを示して頂点に駆け上がった。初戦から決勝までの4試合、メンバーを入れ替えながら、それぞれが役割を果たし、勝つためにできる最善を尽くした。阿南と山下のダブルエースを準決勝まで温存できたのはチーム全体の底力があったからこそ。佐藤友哉監督は、「高校生なので試合をやってみないと分からない部分があったが、これまで積み重ねた思いを一球一球に乗せた。総合力で勝った」と胸を張った。

 今月19日から開催される地元での九州大会、7月下旬の全国高校総体に向けて弾みがついた。

 

8連覇した団体メンバー

 

 

(柚野真也)

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