県高校総体前特集 バスケットボール女子(4) 挑戦者として連覇を目指す明豊

2022/05/17
  • 高校総体

 バスケットボールの夏の高校王者を決める全国高校総体(インターハイ)に向けて、県予選がおよそ1カ月後に控える。大会を前に3月の県高校新人大会で上位となった実力校の現在地を探った。

 女子の第4回は、昨年の県高校総体の覇者・明豊。

 

■昨年度の主な成績■

県高校新人大会 ベスト4

全国高校選手権県予選 準優勝

県高校総体 優勝

 

 昨夏は12年ぶりのインターハイ出場を果たし、初戦を突破した明豊。全国高校選手権県予選は決勝で敗れたものの、新チーム始動後の県高校新人大会ではベスト4と上位常連校として定着してきたが、「スタイルや方向性など、まだ定まっていないのが現実」と杉山真裕実監督。

 

 県新人大会から南九州四県対校選手権大会(南九)までの公式戦で経験値を上げる計画だったが、南九の県予選では新型コロナウイルス感染症で試合を棄権するチームが続出し、途中で大会自体が中止となりチーム内にはやり場のない悔しさも広がった。「(戦いの)舞台にさえ上がれない」ということを目の当たりにした選手たちは、学年を超えたチームワークの良さを武器に団結し、2年連続インターハイ出場へと気持ちを切り替えている。

 

県高校新人大会では準決勝で敗れた

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