夏の主役たちvol.8 卓球男子 1年生が加わり戦力アップした明豊、全国ベスト4を目指す
2021/08/01
- 高校総体
戦力がそろい、全国に向けて基盤は整ったが、コロナ禍の影響はいまだ続いており、練習試合や県外遠征はコロナ前に比べ圧倒的に少ない。特に密になるダブルスは春まで一切の練習を禁止されていたため、感覚は鈍っていると言わざるを得ない。現在は試合感を取り戻すために実践的な練習に取り組みながら、一人一人が自分の課題に向き合い、技術アップを目指している。
厳しい状況下にあるが、選手は前向きだ。田原は「目標はベスト4。(昨年大会が中止になって出場できなかった)先輩の分まで頑張りたい。今年のチームは1年生が多く、他校に比べて勢いがある。その勢いをいい方向に持っていくのが3年生の役目だと思っている」、門脇は「まだ試合に勝つという気持ちが弱い。大会までの一日一日を無駄にせず、チーム全員で同じ目標を持ち、気持ちを一つにして戦いたい」とそれぞれ意気込みを語る。
全国高校総体の卓球は8月13日から、富山県の富山市総合体育館で開催される。
総合力が高まった明豊
(甲斐理恵)