夏の主役たちvol.5 テニス女子 気持ちも技術も急ピッチで仕上げる福徳学院

2021/07/17
  • 高校総体

 全国でどれだけ戦えるのか、選手の不安は解消されず、モチベーションを保つのは難しかった。3年生を中心に「今できることに集中しよう」と呼び掛け、これまでの写真や動画を使った歌詞動画で気持ちを奮い立たせたという。キャプテンの染矢美来(3年)は「私たちにとって最後の大会となるので“3年生が引っ張る”という思いは強くなった」と話す。

 

 団体と個人ダブルスで染矢とペアを組む西川萌花(同)は、「インターハイに向けてチームの雰囲気はいい。試合に出られない選手の分まで一つでも多く勝ちたい」と得意のネットプレーと思い切りの良いスマッシュに磨きをかける。染矢は「競い合える仲間がいたから成長できた。みんなの思いを背負って、攻めの姿勢を貫きたい」と意気込む。

 インターハイのテニスは8月1日から、長野県の松本市浅間温泉庭球公園などで開催される。

 

目標は団体でベスト8となる福徳学院

 

 

(柚野真也)

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