夏の主役たちvol.1 レスリング男子 3年生が軸となり、団体上位入賞を目指す日本文理大学付属

2021/06/25
  • 高校総体

 高校スポーツの“夏の祭典”ともいえる全国高校総体(インターハイ)が2年ぶりに開催となる。今回の企画では、県内、九州の予選を勝ち抜き、全国への切符を勝ち取った注目の団体、個人を紹介する。

 

 レスリングの男子団体で23大会連続23度目のインターハイ出場を決めた日本文理大学付属。県高校総体では佐伯豊南との一騎討ちを7-0で完勝した。出場したメンバー7人は個人戦でもインターハイに出場。控えの選手も実力は拮抗(きっこう)しており、総合力の高さを誇る。

 

 全国でも上位にランクインする高校がそろう九州大会で力試しをしたかったが、新型コロナウイルスの第4波で中止となった。勝龍三郎監督は「インターハイ前に自分たちの立ち位置を知りたかったし、試合経験を積めなかったのは誤算」と話したが、付属高校の利を生かし日本文理大への出稽古で実戦を積んだ。「レスリング経験が少ないので技術はまだまだだが、型にハマらないからこその武器がある。自分たちの長所を伸ばせている」(勝監督)。体重管理も順調で、コンディションも上々。大会までもう一つギアを上げるつもりだ。

 

練習の雰囲気はよく、選手それぞれがレベルアップを図る

 

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