県高校総体 ソフトボール男子 決勝再試合は日田林工が制し3大会連続V

2021/06/21
  • 高校総体

 投げては先発の松尾林太郎(3年)が奮闘。三回の1死二、三塁、この日一番のピンチの場面で三振、遊ゴロに仕留めると、その後も無得点に抑えた。

 打線は二回以降、無得点が続いたが、五回が終わって円陣を組む。「攻撃が単調になっているぞ。向こうにある流れを持ってこい」と矢野監督のげきが飛ぶと、死球を足がかりに足で揺さぶり、相手のミスを誘発して3点を加えた。

 

 結果、6回コールドで大分東に勝利。3大会連続優勝を決めた。矢野監督は「課題は山積み。投攻守、全てでワンランクアップしないと全国では勝てない」と厳しく評価したが、「再試合で気持ちを切らさず頑張った」と選手をねぎらった。川津は「チーム一丸となって、足を絡めた自分たちらしさを出して、まずは初戦突破を狙いたい」と九州、全国に目を向けた。

 

 3大会連続優勝となった日田林工

 

 

(柚野真也)

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