県高校総体 バドミントン女子団体 昭和学園、初戦から1試合も落とさず5年連続V

2021/06/05
  • 高校総体

大分県高校総合体育大会

5月28日 べっぷアリーナ

バドミントン女子団体

決勝 昭和学園3−0大分西

 

 

 バドミントンの女子団体は昭和学園が、初戦から1試合も落とさず5年連続48回目の優勝を飾った。昨年は2年生ながら団体、シングルス、ダブルスで3冠を達成した坂本侑茄(3年)の“2年連続3冠”に注目が集まったが、「プレッシャーがあった」(坂本)と言うように、思うように力を発揮できず、シングルスは2位、ダブルスは3位で終わった。吉田次郎監督は「コロナの影響で実戦不足が影響した。それでも悪いなりに結果を出すのはすごい。九州大会、全国大会に向けて、負けた悔しさをモチベーションにしてほしい」と再起に期待する。

 

 調子の上がらなかった坂本とは対照的に大会を通じて力を発揮したのが田尻すずか(同)。1年生の頃から坂本の練習相手として積み上げた成果が開花。シングルスで優勝、ダブルスで3位となった。大会前の部内選考会で初めて坂本に勝ったことをきっかけに自信を付けた。スピード、精神力があり、今大会はシングルス優勝を掲げ、有言実行となった。「坂本と2枚看板として活躍してほしい」と吉田監督。これまで同様に双方が切磋琢磨(せっさたくま)することでレベルアップを図る。

 

団体ではペアを組んだ坂本侑茄(左)と田尻すずか(右)

 

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