県高校総体前特集 サッカー男子① 大分鶴崎のW連覇に向けての戦いが始まる
2021/05/11
- 高校総体
春から練習試合を重ね、得意のパスワークを磨き、対戦相手によって急所を突く戦い方を浸透させた。また、「5秒ルール」を設け、ボールを失えば5秒以内で奪い返すことを徹底した。攻守の要となる犬丸祥太朗(3年)は「全員でボールを奪うことが共有でき、ミスを恐れずにプレーできるようになった」とチームの変化を口にする。
県高校総体は第1シードとして出場する。矢野は「他校から対策を練られるしプレッシャーもあるが、受け身になるつもりはない。自分たちのサッカーをして勝ち続ける。チームに浮かれた雰囲気はないし、いい状態で県高校総体に臨めそう」と話す。不安材料があるとすれば準々決勝からの3連戦だが、「選手層は決して厚いチームではない。連戦をどう戦うかだが、週に一度の“地獄の10㌔走”を耐えてきた選手たちなので乗り切ってくれる」と山本部長。W連覇に向けて隙はない。
県高校総体優勝に向けて仕上がり順調の大分鶴崎
(柚野真也)