#スポーツのチカラ 県高校総体 バスケットボール女子 4強入りした大分鶴崎、団結力で天敵を撃破
2020/08/23
- 高校総体
大分県高校総体
準決勝 38-86 中津北
準々決勝 63-57 大分商業
2回戦 53-18 大分西
1回戦 89-11 岩田
ノーシードから快進撃を続けた大分鶴崎が、2015年の県高校総体以来の4強に返り咲いた。これまで、チームの目標であった「先輩がかなえられなかったベスト4進出」に、あと一歩及ばなかった。特に、対戦機会の多い大分商業がベスト4の壁となり、行く手を阻んだ。今大会もベスト4をかけた準々決勝の相手は大分商業。現3年生は1年生大会で、55-54の大接戦で大分商業に勝ち、パート優勝を果たした経験がある。山本智代子監督は「相手もリベンジの思いがあっただろうけど、ウチの選手たちも『ここで負けたら意味がない』という気持ちだった」と振り返る。因縁の対決は、大分鶴崎の勝利への執念が勝り、63-57で準決勝へと駒を進めた。
準決勝の相手は優勝候補筆頭の中津北。「前日(準々決勝)もいいゲームができたけど、まだまだやれるはず」と山本監督の言葉に背中を押されてコートに向かった選手たち。格上チームを相手に気負い、スタートから立て続けに得点を許してしまった。流れを断ち切ろうと、山本監督は最初のタイムアウトで「今大会はどの試合も立ち上がりがよくなかった。前日の大商戦もそうだったよね」と一度落ち着かせた。
ベスト4に返り咲いた大分鶴崎