#スポーツのチカラ 県高校総体 バスケットボール男子 連覇の別府溝部学園、個から組織へ

2020/07/30
  • 高校総体

 シード校の大分舞鶴、藤蔭が準々決勝で姿を消した県高校総体バスケットボール競技男子。波乱の大会となったが、優勝したのは2連覇を達成した別府溝部学園だった。準決勝では柳ヶ浦を104-68で破り、迎えた大分上野丘との決勝戦。個人技で果敢に攻める大分上野丘に対して、高さとスピードで勝り、終始ペースを乱すことなく102-60と圧倒的な強さを見せつけた。

 

 昨年は念願の全国高校総合体育大会に初出場したが、今年は上級大会が開催されないということで、「バスケを通じて何を残すか、何を伝えるか」をテーマに挑んだ大会だった。大会後、末宗直柔監督は「実力はまだまだ。これから帰ってすぐ練習したいくらい」と、全国を見据えるチームとしてはこの結果に満足していない様子。「イージーショットやフリースローのミスが多かった。もっと楽に勝てるはずがまだできない」と、末宗監督はシュート成功率の低さを課題とした。

 

得点源としても活躍した島袋琉希(5番)

 

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