#スポーツのチカラ 県高校総体 バスケットボール女子 大分が悲願の初V

2020/07/26
  • 高校総体

 県高校総体のバスケットボール女子決勝は、大分が69-55で中津北を破って初優勝。創部以来初のタイトルを獲得した。中高一貫校の大分は、現在の高校3年生が中学1年の時に女子バスケ部が創部。本年度になって中高6学年がそろった。「強化6カ年計画」の最終年での優勝に、井場田卓監督は「中等部の楠本(哲二)監督をはじめ、関わった皆さんのおかげ。選手は最後まで集中力を切らさず走り切った」と感謝の言葉があふれた。

 

 一進一退の序盤を経て、第2クオーター(Q)でシュート成功率が高まった大分が8点リードして前半を終えた。後半は「得点差はいくらあってもいい。ミスマッチを突いていこう」(井場田監督)と、冷静に点が取れるポイントを見定め、ボールを集めた。そのフィニッシャーとなったのが奈須彩乃(3年)だった。「チーム全体の雰囲気がよく、気持ちよくプレーできた」と果敢にゴール下に飛び込んだ。得点が欲しい場面で確実に決め、追いかける中津北の勢いを止めた。

 

最後まで集中力を切らさず守備が機能した

 

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