#スポーツのチカラ 県高校総体 サッカー オール3年生で初戦突破した大分上野丘

2020/07/17
  • 高校総体

 オール3年生で挑んだ県高校総体サッカー競技の1回戦。大分上野丘は交代枠最大7人を使い切り、18人がピッチに立った。大会前に島畑欣史監督は「大会序盤は3年生だけを使う」と選手に伝えた。その言葉を聞き、3年生23人は奮い立った。キャプテン小野泰輝の「一日でも長くみんなとサッカーをしたい。最高の思い出をつくるには勝つしかない」との言葉は3年生全員の思いだ。

 

 春先から全体練習ができない日々が続いたが、3年生は体力が落ちないように走り込んだ。小野は「毎日同じ時間帯に1時間走をして、どれだけの距離を走ることができたか競った」と振り返る。1年の頃から走り込んだ量は他校と比較しても見劣りしない。練習についていけず退部する部員は数多く、最終学年になる頃には1学年10人前後となるのが通常だが、今の3年生は23人、ほとんど退部者を出さずにここまできた。小野は「仲が良いと言ったら甘い感じになるので嫌だが、全員が切磋琢磨してここまできた。チームワークはどこにも負けない」と胸を張る。

 

快勝で2回戦に駒を進めた大分上野丘

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