国体九州ブロック アーチェリー成年男子 46歳のベテランがチームを後押し 【大分県】

2023/08/27
  • 国体

 脇野自身、選手として10数年ぶりに出場した九州ブロック予選で戸惑うこともあったが、「前半は(的を)外さない引き方をしながら、(的の)中心に近づけるように微調整した」。後半に入ると「感覚をつかんだ」ベテランは、点数を伸ばしてチーム最高の654点でフィニッシュした。他の2人も脇野に引っ張られるように得点を伸ばし、3人の合計得点は1908点となった。

 

 2位の長崎とは13点差、3位熊本とは21点差だったが、笠村監督は「目標の(佐賀国体に出場する上位)2枠を取れたことが全て。それぞれが本大会でも力を発揮してくれたら上位を目指せる」と話した。脇野は「気張らずに自分の仕事をこなすだけ」と気負いはなく、マイペース調整で調子を上げていくつもりだ。

 

九州1位で国体に出場する成年男子

 

 

(柚野真也)

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