栃木国体 空手道成年男子形 パワーが備わった成長著しい西山走が連覇達成 【大分県】

2022/10/13
  • 国体

第77回国民体育大会(栃木国体)

空手道 成年男子形

10月3日 栃木県立県南体育館

決勝 西山走28.06-26.60本龍二(栃木)

 

 世界を見据える西山走(大分市消防局)が国体連覇を達成した―。栃木国体の成年男子形で西山は決勝までの2試合で26点台の高得点をたたき出すと、決勝では本龍二(栃木)と対戦し、2番目に得意の形「パープーレン」で今大会最高得点となる28.06で頂点に立った。「(決勝進出を懸けた)ラウンド2で得意のスーパーリンペイを使ったが、どの技でも勝てるようにしたかった。細かいところはまだまだだが、気持ちよくできた」と振り返った。

 

 西山は形を極めようと佐藤重徳師範が指導する大分市に移り住んで7年目。「体の使い方や目指す形を体現できるようになった」と持ち味のキレとスピードに加え、肉体改造を施し増量したことで力強さが備わった。見えない周囲の敵との戦いを想定して技を打ち込む形だが、「本気で相手を倒す気持ちでいる」と「リアル」を求めて技を磨いた。

 

安定した演武で勝ち抜いた

 

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