ライフル射撃 由布の三銃士が高校最後の大会に挑む

2019/08/29
  • 国体

 国体九州ブロック大会のライフル射撃で県勢が大きな成果を挙げた。成年男女、少年男女の11競技で10選手が本国体への出場権を手にした。少年男子では、ビームピストルで優勝した下津源也(3年)ら、由布高校から3選手が高校生活最後の大会に臨む。

 

 本国体での優勝が期待される下津は、3月の全国高校選抜大会で優勝して以降、高いレベルで好調を維持している。これまで全国の舞台に幾度も立ったが思うような結果を残せなかった下津は「全国選抜での優勝で自信がついたのが大きい。やればできると思えるようになったので練習に取り組む姿勢が変わった」と話す。春から練習量を増やし、結果を残し続けることで安定感が増した。

 下津が専門とするのは10㍍先の的を撃つ競技で、銃を安定して持ち続ける“据銃力(きょじゅうりょく)”が必要となる。中学までテニスやボウリングで鍛えた筋力が支えとなっている。

 本国体では「プレッシャーはあるが点数を意識せずに楽しみたい。もちろん目標は優勝」と力強く宣言した。

 

左から下津源也、佐藤高史郎、河内和己

 

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