相撲個人80㌔級3位 中畑良柊(中津東2年) 小よく大を制す

2019/03/27
  • 春の全国大会

 小学校2年から相撲を始め、一瞬で勝負が決まる相撲の魅力にとりつかれた。また、大きな相手に勝つ喜びを知る。中学は相撲部がなかったためバスケットボール部に入ったが、その間も相撲への思いは強かった。「バスケのディフェンスは相撲の足の動きに似ている。腰を低く構えるところも相撲に生かせている」。日々の練習を相撲に置き換え、高校での再デビューに備えた。

 

 高校入学と同時に相撲部に入り、体重差が倍近くある選手がぞろぞろいることに驚くも、臆することなく立ち合いのスピードに磨きをかけた。昨年6月の県高校総体では個人80㌔級で優勝し、全国高校総体にも出場した。当面の目標は増量だ。「あと10㌔は増やしたい」と毎日昼食は3合の白飯を食べることを自らに課す。食が細く、食事に昼休み全ての時間を費やす。「辛いっす」と本音がポロリ。なかなか増えない体重と悪戦苦闘する日々を過ごしている。

 

持ち味のスピードに磨きをかける

 

(柚野真也)

 

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