バドミントン女子 昭和学園 九州大会の悔しさをバネに
2019/03/03
- 春の全国大会
この選手に注目
飯田朱音(2年)
2001年8月2日生まれ、154cm、日田東部中学校出身
1年生の頃から団体メンバーとして活躍する飯田は身長154cmと小柄ながら、相手のミスを誘う粘り強い守備で勝利に貢献してきた。経験豊富で技術が高いことはもちろん、練習メニューを自分で組み立てるなど、自分と向き合いながら自己管理する力にたけており、吉田監督は「チーム1の技術者」と話す。
全九州高校選抜大会では団体、個人シングル、ダブルスの全種目に出場。団体戦が第5戦までもつれ込んだことから、これまでにない試合数を強いられた。「疲れもあり、自分たちのベストなプレーができなかった」と振り返る。また、地元開催であったことや、勝たなければいけないという思いからプレッシャーも大きかったようだ。体力不足も課題として捉え、現在は練習前に30分走をメニューに取り入れ、スタミナ強化を図っている。
個人シングルス、ダブルスでの全国出場は逃したものの、キャプテンとして団体出場にこそ強い思い入れを持つ。「一人一人が、これまで練習してきたことをどれだけ試合で出せるか。2年生6人で楽しみながら、インターハイにつながる大会にしたい」と意気込む。
(黒木ゆか)