全国高校選抜大会 ハンドボール女子 地元の声援に応えられず 大分が初戦で惜敗 【大分県】

2025/03/25
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 前半は5-10とビハインドで折り返したが、ロースコアの展開は狙い通り。後半に入ると、選手たちの表情から硬さが抜け、自分たちのリズムで攻撃を組み立てる場面が増えていった。試合終盤、ラスト10分で4点差まで追い上げたが、試合巧者の相手にかわされ、逆転には至らなかった。滝元監督は「守備は人数をかけて機能した部分はあったが、マークの引き渡しやシュートの場面での追い込みなど、細部において遅れがあった。攻撃では、フローターがエースとして自分が引っ張る覚悟を持ってほしい」とチームにさらなる成長を促した。

 

 宮上は試合後、悔し涙を浮かべながら「力をつけて、次の大会ではもっと点が取れるようになりたい」と語り、静かに会場を後にした。地元開催という舞台で得た貴重な経験。悔しさとともに胸に刻んだこの一戦が、次なる飛躍の糧になるだろう。

 

初戦敗退となった大分

 

 

(柚野真也)

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