全国高校選抜大会 ボウリング男子 大分が地元開催で日本一に 【大分県】
2025/03/22
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地元・大分で開催されたボウリングの全国高校選抜大会。団体男子の部で圧倒的な強さを見せつけたのは、大分A(佐藤優成・巽洸一)の2年生2人だった。各6ゲームの合計スコアを競う団体戦で2826点を記録し、2位チームに259点の大差をつけて優勝した。個人総合男子でも巽が2位に入り、その実力を証明した。
大分Aの2人が強さを発揮した要因の一つは、地元開催の利点を存分に生かしたことだ。会場のOBSボウルは、普段から練習を重ねている場所であり、レーンの特徴やオイルパターンを熟知していた。ボウリング場ごとに微妙な違いがある中で、慣れた環境でプレーできたことは大きなアドバンテージとなった。また、移動による疲労がないことも選手たちにとって有利に働いた。他チームは試合前日に移動し、コンディション調整が難しい一方で、大分Aの2人は普段と変わらないルーティンのまま試合当日を迎えることができた。そして何より、地元の大きな声援が彼らの背中を押した。会場には多くの応援が駆けつけ、温かい声援が彼らの集中力とモチベーションを高めた。
個人総合2位となった巽洸一