全国高校選抜大会 卓球男子 明豊 団結力で上位進出を目指す 【大分県】

2025/03/19
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 卓球男子団体の県高校新人大会で優勝、続く九州高校新人大会で8位に入り、全国高校選抜大会への出場を決めた明豊。しかし、そこまでの道のりは決して平坦ではなかった。新チームは2年生1人、1年生3人。団体戦に出場できるギリギリの人数であることに加え、藤本賢司監督が「エースなきチーム」と言うように突出した力を持つ選手はいない。チームの総合力、団結力で勝ち上がってきた。

 

 「今年のチームは1人でも欠けたら団体戦に出場できない。一人一人が自分の役割を自覚し、力を尽くす必要がある。体調管理も必須。九州新人は8位という結果に終わったが、選手たちはよく頑張った。1年生にも伝統校として負けられないという気持ちがみえた」。藤本監督の言葉通り、九州新人ではエース候補の横田卓磨(1年)を筆頭に、 負ければ全国を逃すという緊迫した試合で粘り勝ちをしたキャプテンの船橋一真(2年)、中学の頃からほとんど大会出場経験がないにも関わらず、勝利に貢献した一柳大翔(1年)、辰口直希(同)と全員が見せ場をつくった。信頼できる仲間と共に接戦を戦い抜いた経験、そこで手にした自信と悔しさを糧に選手たちは着実な成長を遂げている。

 

部員4人で切磋琢磨する

 

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