全国高校選抜大会 ハンドボール男子 「超攻撃型」スタイルで勝利を目指す大分 【大分県】

2025/02/27
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 九州高校ハンドボール選抜大会で全国大会への切符を手にした大分。迎える全国高校選抜大会は、特別な舞台となる。なぜなら、今年の開催地は地元・大分。慣れ親しんだ土地で戦えることは、選手たちにとって大きな追い風となるはずだ。その一方で、「地元で結果を残したい」というプレッシャーもある。田中宗治監督は「練習でやってきたことを、試合で100%発揮することが何より重要。選手たちは勝ちたい気持ちが強すぎて、焦ることがある。その焦りがミスにつながらないよう、日頃からプレッシャーのある状況での練習を積んでいる」と語る。

 

 今年のチームの戦い方は明確だ。「最低33点、理想は35点以上を取ること」。攻撃力こそが、大分の最大の武器だ。特徴は、速い展開からの連続攻撃。高い得点力を持つ選手がそろい、それぞれの持ち味を生かして得点を重ねる。田中監督は「ディフェンスももちろん大切だが、最近の高校ハンドボール界では、点を取らなければ勝てない。個々のレベルが上がり、どれだけ守っても失点は避けられない。だからこそ、それ以上に得点を取り続けることが重要」と力を込める。理想はディフェンスの強化と得点力の両立。今はまず「点を取る喜びを感じながら、そこからディフェンスを頑張る」ことを重視している。

 

速い展開からの連続攻撃が今年のチームの特徴

 

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