全国高校選抜大会 ハンドボール女子 地元の誇りを胸に全国に挑む大分 【大分県】
2025/02/25
- 春の全国大会
全国高校ハンドボール選抜大会が大分県で開催される。女子の代表・大分が、地元開催の舞台に挑む。全国への出場権を懸けた九州高校選抜大会では、思うような結果を残せず、自力での出場を逃した。しかし、開催地枠での出場が決まり、再び全国大会へ駒を進めることができた。滝元泰昭監督は「(開催地枠での出場は)不本意だったが、本選ではしっかりと戦いたい。地元開催ということで、多くの方が応援に来てくれると思う。まずは1勝を目指したい」と、悔しさを胸に秘めながらも次なる戦いを見据えている。
チームが思うような結果を残せなかった要因の一つに、新チームの立ち上げの遅れがある。昨年10月末に国スポ(国民スポーツ大会)があり、その直後にはサニックスカップU-17国際ハンドボール交流大会に出場した。強豪チームとの対戦経験を積めたことは大きな収穫だったが、その影響で新チームの始動が遅れたのも事実だ。(11月の)県新人大会の時点で、わずか1週間しか練習できなかったという。さらに追い打ちをかけるように、全国選抜の県予選では主力選手が左手を骨折。戦力ダウンを強いられ接戦となったが、何とか乗り越えてきた。
立ち上げが遅れたが、チームの調子は上向き