全国高校剣道選抜県予選特集 男子(4)杵築 一体感を持って全国出場を目指す 【大分県】

2025/01/17
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  • 春の全国大会

 「県新人戦もそうだが、これまではリードを許し、追いかけるパターンが多かった。逆に前が辛抱してくれれば、後ろは力があるので五分の勝負に持ち込める。5人で戦っていること、チームのために頑張ることを意識し、確実に次につなぐことを考えながら戦ってほしい」と堀郁郎監督。

 テーマである「つなぐ」剣道をするためには一人一人の力の底上げが必須だ。現在は崩れない(逃げない)剣道を目指し、基礎力アップや、本番を想定した実践的な練習に取り組んでいる。こまめにミーティングを行い、コミュニケーションを密にし、絆を深めることも大切にしているという。

 

 目標は全国選抜出場。今年は2位までが全国への切符を手にすることができるため、可能性は十分にある。矢野永稀(2年)は「出場する、しないに関係なく全員が同じ方向を向き、一致団結することが大切。キャプテンとして常に変化を求め、みんなが稽古に集中できる環境づくりや声かけにも力を入れている」。大将の重責を担う堀は「(県高校総体の個人戦で)優勝して自信がついた。相手の面に臆することなく、技を前に出せるようになった。負けて回ってきても自分が絶対に勝つ。そのくらい勝ちを意識している」と気合十分。

 「チームで戦って、チームで勝つ」を合言葉に、一丸となって頂点、全国選抜出場を目指す。

 

目標は全国選抜出場

 

 

(甲斐理恵)

 

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