全国高校ライフル射撃競技選手権大会 秋吉柚奈(由布2年)が6位入賞 【大分県】

2024/04/01
  • 春の全国大会

 その集中力は練習から培われたものである。趣味でスケートを楽しんでいた少女が小学6年時に初めてライフル射撃を知り、強烈な印象を受けた。徐々に競技熱が高まり、ライフル射撃部のある由布高校を受験した。入学と同時に入部し、練習に明け暮れた。熱心さのあまり銃を支える左手の神経を痛め、ドクターストップがかかるほどだった。秋吉は「やりたいことがみつかった。練習すればするほど的中率が高くなる。それが楽しくて仕方なかった」とのめり込んだ。

 

 競技を始めて1年足らずで全国トップクラスにランクイン。秋吉は「全国大会で結果を残せたことが自信になった。これから追われる立場になるが負けたくない。まだまだ技術は上がるし、メンタルを強くしたい」と向上心があふれる。全国大会後も黙々と練習する日々は続く。次の標的は夏の全国大会と秋の国体。「卒業するまでに日本一をとりたい」と語った。

 

練習熱心な秋吉柚奈

 

 

(柚野真也)

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