全国高校ライフル射撃競技選手権大会 秋吉柚奈(由布2年)が6位入賞 【大分県】

2024/04/01
  • 春の全国大会

 無欲の勝利だった。全国高校ライフル射撃競技選手権大会に初出場した秋吉柚奈(由布2年)は、女子ビームライフル立射の予選を自己最高の630・1点で突破し、6位入賞した。決勝の舞台でも臆することなく自分の間合いでトリガー(引き金)を引いた。「緊張せずに楽しめた。ファイナルまで残るとは思っていなかったので気楽に撃てた」とケロリと言う。

 

 全国舞台は初めて。競技中は銃を安定して持ち続ける据銃(きょじゅう)姿勢を意識し、「それ以外は無だった」と振り返る。身長151cmの小柄な秋吉は、硬質の射撃コートを身にまとうと動きが制限されるが、「射場に立つと人が変わる」と野畑卓宏監督。普段は穏やかで優しい性格の秋吉にはスイッチがあり、集中力を高め、標的に向かうと戦闘モード全開となる。「普段は冷静で試合になると強気。射撃に向いている性格」(野畑監督)

 

集中力を高めて練習に取り組んでいる

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ