全国高校選抜大会 重量挙げ男子 手応えをつかんだ浦松龍誠(大分工業2年)が準V 【大分県】

2024/03/30
  • 春の全国大会

 重量挙げの全国高校選抜大会男子67㌔級で浦松龍誠(大分工業2年)が準優勝に輝いた。全国ランキングでは6位の浦松だったが、上位との差は拮抗(きっこう)していた。緊張感が張り詰める会場の雰囲気に飲み込まれそうになったが、「今の実力を思い切り出せばいい」と集中した。233㌔(スナッチ107、ジャーク126)を挙げ、目標としていた3位入賞を上回った。

 

 大分県が取り組む「チーム大分ジュニアアスリート発掘事業」3期生の浦松は、中学2年のときに重量挙げに出合う。当時はバレーボール部に所属していたためバレーボールを優先していたが、部活を引退した中学3年の夏に本格的に重量挙げに取り組むことを決意する。「練習をすればするほど結果が出た。試合では相手との駆け引きがあり、どんどん楽しくなった)(浦松)。12月の全国規模の大会で、競技専用のシューズを履くこともベルトも装着することなく「丸腰」のまま出場して5位入賞、「本格的に競技をすればもっと上を目指せる」と練習に取り組む姿勢が変わった。

 

全国選抜で2位となった浦松龍誠

 

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