全国高校選抜大会 ソフトボール女子 初戦敗退も確かな手応えをつかんだ日本文理大学付属 【大分県】

2024/03/22
  • 春の全国大会

 2試合で先発完投した、エースで4番の亀田浬響(1年)は「バッティングで流れをつくり、最少失点で抑える勝ちパターンをつくれた」と話す。全国選抜では会場の雰囲気に圧倒され、緊張感から本来の力を発揮できなかったが、「パワーをつけて球速を上げ、飛距離を伸ばせば全国で勝てるチームになる」と確かな手応えを感じた。大会後は下半身強化に取り組み、ベースアップは順調だ。

 

 4月になれば即戦力の新1年生が加わり、ポジション争いは激しくなる。宝珠山監督は「上級生は全国に出たことでモチベーションが上がっている。そこに新入生を加えて、チームの底上げをしたい」と強化方針を語った。もう一度、全国の舞台に立つためには6月の県高校総体で優勝しなければいけない。県高校新人大会で戦った2チームと大分南を加えて4つどもえになる。「新人大会では結果だけ見れば大差の勝利となったが、力の差はない」と宝珠山監督。全国選抜で得た手応えに慢心せず、勝てる集団へと磨きをかける。

 

全国高校総体出場に向けてモチベーションは高い

 

 

(柚野真也)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ