全国高校選抜大会 フェンシング男子 主体性とチームワークを高め、8強入りを目指す大分豊府 【大分県】

2024/03/17
  • 春の全国大会

 チームをまとめるのは、自身初となる全国選抜出場に意気込むキャプテンの赤峯滉(2年)。フルーレとサーブルの両種目に出場する赤峯は、大石監督が「スキルが高く、フェンシングに対して人一倍、細かく考えて取り組もうとする姿勢が見える」と話すように、貪欲に技術に磨きをかけている。新人大会や九州大会を、「お互いの弱点をうまく補い合えたことが勝ちにつながった」と振り返る赤峯。「新チームになり、改めてチームワークが勝利につながると感じた。ベンチにいるときも声出しを意識して、雰囲気を盛り上げたい」と、チームをまとめるキャプテンとしての意識も高まっている。

 

 選手たちが掲げる目標はベスト8以上。「まだ課題も多いが、目標達成に向けてサポートするのが指導者の役割」と大石監督。あくまでも主体性に重きを置きながら、全力でサポートする姿勢を大切にする。一人一人が自分の課題と向き合いながら、技に磨きをかけてチームとして挑む全国選抜。この大会の結果が、今後のチームの勢いになるはずだ。

 

2年ぶりに全国高校選抜大会に出場する

 

 

(黒木ゆか)

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