全国高校選抜大会 フェンシング女子 個性と感性を磨き日本一を目指す別府翔青 【大分県】

2024/03/13
  • 春の全国大会

 フルーレやサーブルとは異なり、エペは全身が有効面となり、同時に突きが決まった場合は両選手に得点が加算されていく。そのため、「いかに(自分のみの得点になる)シングルランプを重ねられるかがポイント」と佐藤監督は話すが、我慢の守備も重要な課題で、攻守ともに技術力を高めなければいけない。また、岡田一人に頼るのではなく、「それぞれが着実に得点を取らなければ」と、チームワークを武器に全員で勝ちにいく。

 

 昨年度から決勝戦が特別舞台となり、華やかなピストで試合が行なわれる。「今年もあの憧れの舞台に立たせてあげたい。連続出場というプレッシャーを力に変えて楽しんでほしい」と佐藤監督。強い者だけが立てる特別な決勝戦に向けてチームが一つになっている。昨年惜しくも登れなかったもう一つ上の表彰台を目指して、気持ちを高める。

 

チームワークで日本一を狙う

 

 

(黒木ゆか)

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