全国高校選抜大会 卓球女子 九州王者になった明豊、自信を胸に8強入りを目指す 【大分県】

2024/02/18
  • 春の全国大会

 11月の卓球女子の県新人大会で団体戦、シングルス、ダブルス全てを制し、圧倒的強さを見せた明豊。続く全九州高校新人大会(全九州)では優勝候補の筆頭であった希望が丘(福岡)を初めて下し、初優勝を手にした。

 出場校の実力が拮抗(きっこう)し、混戦となった全九州を勝ち抜き、長年のライバルである希望が丘を破ったことは選手たちにとって大きな自信となった。松本香織監督は「県大会で見えた技術的な課題をきっちり修正したこと、力のある男子中学生と練習して対応力を鍛えたことの成果が出た。相手に攻められても冷静に対処し、難局も強気で乗り切ることができた」と目を細める。

 

 しかし、全国のレベルの高さは監督、選手ともに理解している。全九州で優勝したからといって慢心することはない。「今回の全九州は全体的にレベルが低かった。1月に、全国のトップ選手が集まる高体連の合宿にエースの阿部(愛未)が参加したが、実力は真ん中より少し下。全国で勝つためには力の底上げが必要になる」と松本監督は厳しい言葉を紡ぐ。

 

エースの阿部愛未

 

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