卓球女子 勝つことで強くなった明豊は伸びしろ十分 【大分県】

2023/02/04
  • 春の全国大会

 1月の全国高校選抜大会の予選を兼ねた全九州高校新人大会では、負けられないプレッシャーから解放され、チャレンジャーとして向かっていったことが功を奏した。安本に引っ張られ、山野川由真(2年)は回転量の多いドライブを武器に、予選から決勝リーグの全ての試合で負けなし。1年生の小関蒼乃、安里和華も格上相手に互角以上の試合運びで勝利に貢献した。上位2校に力は及ばなかったが、九州3位で全国切符を手にした。

 

 九州王者となった男子に比べ、全国での立ち位置は低い。松本監督は「大きく成長はしたが、個人の力を何倍も上げないと全国では勝てない」と戦力分析したが、その表情は決して暗くはない。「県外に目を向けて強い相手と練習試合をして、自分たちの力を知り、強化していくしかない」と松本監督。3月の全国高校選抜大会まで実戦練習を増やし、全国で勝てる力を養う。

 

試合で結果を出し、自信をつけた

 

 

(柚野真也)

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