卓球女子 勝つことで強くなった明豊は伸びしろ十分 【大分県】

2023/02/04
  • 春の全国大会

 試合をするたびに結束力が生まれ、自信を力に変えた。卓球女子の団体で明豊が全国高校選抜の出場権を得た。松本香織監督は「県大会、九州大会と勝ちながら強くなった。出来過ぎの結果だが、粘り強く戦えるようになった」と選手をたたえた。

 

 昨年11月の県新人大会は雲行きが危うかった。中学の頃から実績がある選手がそろう中津南に対して、気後れしていたこと。そして節目となる10年連続10回目の優勝が懸かっていたことで、選手は想像以上のプレッシャーを感じていた。キャプテンであり、エースの安本智南(2年)は「自分たちの代で優勝を途切らせるわけにはいかなかったが、やれることをやろうと開き直った」と振り返る。コースを突き、ラリーで相手を動かす得意の守りから攻める形でポイントを重ね、優勝に貢献した。

 

個々の力を練習で高める選手たち

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