フェンシング女子 フルーレとサーブルで全国ベスト8を目指す大分豊府 【大分県】

2023/02/01
  • 春の全国大会

 フェンシングの九州高校新人大会で大分豊府が女子団体のフルーレとサーブルで準優勝、2種目で3月の全国高校選抜大会の出場権を得た。2年生3人、1年生2人の少数精鋭だが、キャプテンの後藤碧衣(2年)は「少ないからこそ団結力が強い。試合のときもポジティブな声掛けが多く、結果につながった」と誇った。

 

 全員が中学から競技を始め、2年生の3人は昨年から主力として試合に出るなど、中高一貫校の利を生かして経験豊富だ。サーブルを専門とする後藤、昨秋の栃木国体に出場した工藤瑞月、剣さばきが巧みな藤本琉歌はフルーレを得意とする。三者三様に持ち味があり、対戦相手によってポイントゲッターを変える。九州高校新人大会でも相手との力量を考え、役回りを変えて勝ち上がった。中村修監督は「大きく穴がない」と好感触を口にした。

 

全国大会に向けて課題に取り組む

 

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