自転車男子 不完全燃焼のレースに終わったケイリン九州王者の板井慶次郎(別府翔青)

2022/03/31
  • 春の全国大会

 経験不足だったのかもしれないが、高校から自転車競技を始めて2年弱。手応えを感じた大会でもあった。中学までは野球部に所属し、キャッチャーとして活躍。「頭を使い、試合状況や展開を読む力、相手の表情を見て駆け引きするところは野球の経験を生かせている」と駆け引きの妙を見いだした。

 

 今大会は納得のいく結果に至らなかったが、「全国レベルのスピードを感じた。積極的なレースができるように基礎体力とともにスピードの強化が必要」と課題を見つけた。

週に3、4回、自宅のある大在から学校までの約26kmを自転車で通学する。明珍多久雄監督は「自主的に練習をして、部内でも練習量は1、2位を争う努力家」と話す。

 新学期を迎えれば最終学年となる。「これから出る大会が全て最後になる。進路を決めるためにも結果にこだわりたい。まずはインターハイ(全国高校総体)で入賞する」と明確な目標を掲げた。

 

インターハイでは入賞が目標となる

 

 

(柚野真也)

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