自転車女子 地元開催で、2種目の入賞となった別府翔青の淵月那

2022/03/25
  • 春の全国大会

 大会2日、3日にかけて行われたケイリンでは、大きな手応えをつかんだ。昨夏の全国高校総体でケイリンに出場し、結果は伴わなかったが、「相手との駆け引きが何となく分かり、面白くなった」と相手と競う面白さに触れた。今大会はケイリンに重きを置き、勝つことにこだわっていた。1、2回戦を順調に突破し、決勝戦となる1-6位決定戦に出場。レースは苦手な内側からのスタートとなった。「(後ろにつける)外側の選手を気にしながらラストで抜け出したかったが、瞬発力、スピードが足りなかった」と最後の粘りが出せずに悔しがった。

 

 それでも競技を始めて2年弱。「全国大会で入賞できたのは自信になる」(淵)と今夏の全国高校総体に向けて大きな手応えを感じたようだ。明珍多久雄監督は「今大会ではコースの見極めができ、技術的なものは向上した。パワーはあるので、今後はスピードをつける練習が必要。練習を休むことなく、試合に向けた取り組みができている。夏が楽しみ」と期待を寄せる。

 収穫と課題を得て、次は表彰台を狙う。

 

全国高校総体での表彰台が目標となる

 

 

(柚野真也)

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