卓球女子 経験値を高めた明豊が、全国選抜ベスト8を目指す

2022/03/09
  • 春の全国大会

 全国高校選抜に向けて、ダブルスのペアを変更。梅木のペアとして、粘り強いレシーブに定評のある安本智南(1年)を組ませることで、互いの良さを引き出せるようになった。強烈なパワードライブで相手を崩す香月実夢、平賀愛梨沙の2年生も順調な仕上がりを見せている。

 

 ただ、例年なら2、3月に全国レベルの大会があり、そこで調整をして全国選抜に臨むが、今年もコロナ禍で大会が中止となった。強豪校との対外試合も自粛しているため、実戦離れの不安はある。松本監督は「九州大会の課題をどれだけ修正できたか、実戦で確認できぬまま本番を迎えるが、ウチはあくまでも挑戦者。負けられないというプレッシャーを背負うことなく、向かっていく姿勢を出してほしい」と選手に求める。団体戦登録人数に満たない2年生3人、1年生2人の少数精鋭だが、団結力の強さで勝ち上がる。梅木は「試合がなかった分、基礎練習に時間を費やせ、全員の底上げができた。早く試合がしたい」と試合が待ち遠しそうだ。

 

全国高校選抜はベスト8以上を狙う

 

 

(柚野真也)

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