テニス男子 初の全国舞台に燃える大分鶴崎

2022/03/03
  • 春の全国大会

 初となる全国選抜高校大会に出場する大分鶴崎の男子テニス部。3年前に末延辰夫監督が赴任してから改革が始まった。「赴任した当初はコートが草だらけ。練習もしたり、しなかったりという状況だったので、部としての目標や方向性、ルール作りから始めた」。その年の3年生は末延監督の指導を素直に受け入れ、飛躍のきっかけとなる土台をつくってくれたという。

 

 順調に結果を出し、九州大会に出場できるようになると、実力のある選手が集まるようになった。好循環が続き、昨年11月の全国選抜高校大会の九州地区大会に県第2代表として出場し、本戦への出場権を射止めた。末延監督は「2回戦で負け、敗者戦になってからもチャレンジャーとして試合ができたが、さすがに全国行きがかかった試合では緊張でプレーに硬さがあった。ただ、その中でも選手は持っている力を出してくれた。これまで築き上げたことが形となった」と振り返る。

 

全国大会に向けて良い雰囲気で練習できている

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