ハンドボール女子 守備力を向上させ、全国上位を狙う大分

2022/02/17
  • 春の全国大会

 練習の成果はチーム全体の守備意識の高さにある。帰陣が速く、ブロックを作るオーソドックスな守備スタイル、前からアグレッシブに仕掛ける攻撃的な形と、使い分けることができるようになった。昨年11月の県高校新人大会、12月の全国高校選抜大会県予選では結果を出したが、キャプテンの進司愛莉(2年)は「自分たちが全国でどのレベルにいるのか分からない」と手応えをつかめずにいる。

 

 全国高校選抜大会までの1カ月半、県外の強豪校との強化試合は見通しが立たない。不安はあるが「今できることは守備の1対1のレベルアップと連係面の向上」(進司)と割り切り、長所である守備力を高める。攻撃に比べ、大崩れすることの少ない守備力が安定すれば、上位を狙うことはできる。滝元監督は「自信を持って戦えるように仕上げたい」と話した。

 

全国高校選抜大会では上位進出を目指す

 

 

(柚野真也)

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