ハンドボール女子 守備力を向上させ、全国上位を狙う大分

2022/02/17
  • 春の全国大会

 ハンドボール女子の全国高校選抜大会に出場する大分が、守備強化に力を入れている。同大会の九州地区予選が中止となり、本戦までの実戦の場を失った。滝元泰昭監督は「今できることを考えたときに、守備強化の継続が全国で勝ち上がるための優先事項」と、これまで積み上げた守備力のスケールアップを目指す。

 

 現チームは2年生5人、1年生10人で構成する。前チームが3年生主体であったことからメンバーは、ほぼ総入れ替えとなった。また、コロナ禍で中学時代の全国大会が中止になった年代であり、歴代のチームに比べて実戦経験が少ない。そのため、代替わりした昨夏からチームの根幹となる守備を構築することから始めた。滝元監督は「守備力が上がれば次第に攻撃力も上がる」との考えがあり、まずは走る、止まる、投げる、基本的な動作のレベルアップを図れる守備練習に時間を割いた。

 

守備から速攻の形もスムーズになった

 

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