レスリング男子 団体戦と個人戦7階級で全国上位を狙う日本文理大学付属

2022/02/12
  • 春の全国大会

 団体、個人71キロ級に出場するキャプテンの山田竜士(2年)は、スピードもパワーもあるオールマイティーの選手だが、試合によって好不調の波があった。昨年10月からキャプテンとなり、チームを引っ張る立場になって自覚が芽生えた。「キャプテンであるからには情けない試合はできない。安定して力を発揮できるようにならなければ」と、これまでの試合の動画を見て、課題を分析している。

 

 番狂わせの少ないレスリングにおいて、実力はそのまま結果に反映される。勝監督は「優勝を狙いたいなら、競技レベルを上げるしかない。技の精度を高め、体の使い方を工夫する、筋力をつける。やることは多いが、全てをやったとしても勝てるかは分からない」と選手に伝え、練習を強制することはない。ただ、強くなりたいと思う選手は、何も言わなくても自分に必要なことを考え、練習に取り組むという。

 「日本一」は、目標に掲げることすら簡単ではない。しかし、全員がそこに向かって練習に励んでいるのは間違いない。

 

全国高校選抜大会では上位入賞を狙う

 

 

(塩月なつみ)

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