フェンシング女子 攻撃的姿勢を貫き、全国への切符をつかんだ別府翔青

2022/02/05
  • 春の全国大会

 フェンシングの九州高校新人大会で別府翔青の女子団体エペが準優勝、全国高校選抜大会の出場権を獲得した。大会1カ月前にエース格の猪俣彩夏(2年)がけがで長期離脱、団体戦は出場参加制限ギリギリの3人で出場した。キャプテンの安東水姫(同)は「やるしかない状況に追い詰められ、全員が吹っ切れた」と覚悟を決めたという。

 

 大会までにできることは限られている。「全員が高校から競技を始めたので、やることを絞って徹底させた」と佐藤麻依子監督。前に矢のように飛び出す攻撃「フレッシュ」を磨くことで活路を見いだした。躊躇(ちゅうちょ)なく踏み込んで思い切り突く、この攻撃的な姿勢がハマった。「やるか、やられるか。シンプルだからこそ迷いがなかったのだと思う」(佐藤監督)。

 

「フレッシュ」を磨き、九州準Vとなった

 

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ