剣道女子 先手必勝で日本一目指す明豊に期待高まる

2021/03/27
  • 春の全国大会

 明豊の剣道部といえば、創部以来快進撃を続ける男子に注目が集まりがちだが、今年は女子への期待も高まっている。2月に行われた全国高校剣道選抜大会の県予選団体で優勝し、日本一に挑戦する。

 

 部員は1年生5人、2年生5人。大黒柱は大将を務める釘宮理沙(2年)。身体能力に優れ、「困ったときは釘宮で」と言わしめるチームの要。キャプテンで副将の宮田陽子(2年)は、岩本貴光総監督いわく「明豊剣道の体現者」。統率力、協調性も高く、精神的支柱としてチームを牽引(けんいん)する。

 堅実な試合運びでチームに勢いをもたらす先鋒の松原涼(2年)は、中学時代の目立った実績はないが高校に入って急成長を遂げた。次鋒の芦田敬子と中堅の奥日菜乃は1年生だが、それぞれ中学時代からポイントゲッターとして活躍した経歴を持つ。岩本総監督が「総合力は男子よりも上かもしれない」と話すように、5人が団結することで日本一になるチャンスは十分にある。

 

 個人の能力だけでなく総合力も高い明豊

 

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