空手道男子 圧倒的な強さで全国切符をつかんだ柳ケ浦が日本一に挑戦する

2021/03/18
  • 春の全国大会

 空手道の県高校新人大会では男子団体組手で優勝、個人組手で5階級全制覇した柳ケ浦が圧倒的な強さを見せつけた。勢いそのままに、続く全九州高校空手道新人大会でも団体組手で見事優勝し、全国高校選抜大会出場を決めた。

 

 1年生3人、2年生6人の男子部員は全員が寮生。日本一になるために親元を離れて柳ケ浦にやってきた。半数の選手が中学までは目立つ実績がなかったが、藤沢武之監督が「限界が見えないチーム」と評するように、個々の潜在能力は高い。全九州空手道新人大会の個人組手76㌔超級で初優勝を経験した隈部典史(2年)を筆頭に、高校入学後から着実に力を伸ばしている選手は多い。

 

 「日本一以外考えていない。県大会も、九州大会も決して満足できる内容ではなかった」と話す藤沢監督は、どうすれば日本一になれるか常に模索。4年前からは日本一を幾度も経験した高校と定期的に練習試合を行っている。その高校がベスト8から日本一に駆け上がる過程を見て、監督としても大きな刺激を受けたという。

 

日頃の鍛錬により高校から力を付けた選手は多い

 

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