テニス男子 メンタル強化し初の全国制覇を狙う大分舞鶴

2021/03/16
  • 春の全国大会

 21日から開催される全国高校選抜大会までに、「技術を上げるよりも、試合の組み立て方を考えて戦いたい」と、初の団体戦全国制覇に向けて意気込む大園監督。それぞれが持つ技術は九州大会後も成長していることから、的確な判断力を発揮するためのメンタルのさらなる強化が重要だととらえている。

 

 試合数が少なく、経験不足は否めないため、“気持ちで勝つ”という意識が勝利への条件になりそうだ。また九州大会で見えた課題の一つ、“勝負どころで攻める強い気持ち”で戦い抜く。「個人では勝てなくても団体で勝てるのが舞鶴らしさ。だからこそ納得のいく結果を残してほしい」(大園監督)。チームとして戦うことの面白さや、全員で勝つことの喜びを経験できれば、さらなる成長が期待できる。そして、試合ができることへの感謝を体現することで、結果は付いてくるはず。先輩たちが築いてきた歴史のさらなる高みへ登ろうとしている選手たち。「しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ」の舞鶴魂を胸に全国制覇への挑戦が始まる。

 

全国高校選抜大会では優勝を目指す

 

 

(黒木ゆか)

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