なぎなた男子 県勢2選手が初めての全国高校選抜大会に挑む

2021/03/12
  • 春の全国大会

 全国高校選抜大会なぎなた競技の男子個人戦に県内の2選手が出場する。11月の県高校新人大会で優勝した橋爪良樹(大分西1年)と田代敏寛(福徳学院1年)だ。二人は高校から本格的になぎなたを始めたが、ともに剣道経験者。竹刀をなぎなたに持ち替えた2人は初めての全国大会に思いをはせる。

 

 小学6年生まで剣道、中学時代は陸上を経験した橋爪。高校からなぎなたを始めた姉・千聡(大分西2年)が活躍する姿に影響を受け、自身もなぎなたを始めた。「剣道の間合いなど相手を崩す基礎はあった。陸上では400㍍走が専門だったので瞬発力と持久力は、なぎなたでも生かせていると思う」と自らを分析する。

 まだ試合の経験は少ないが、大会の緊張感は経験している。小野博美監督は「やるべきことは限られているので、徹底してやること。ふわっと気持ちが抜ける部分があるので、3分間集中できれば結果はついてくる」と背中を押す。橋爪は「面を打った後に隙が出るので、そこを注意したい。初めての大きな大会なので緊張すると思うが、出るからには優勝を狙いたい」と強い気持ちで大舞台に臨む。

 

「出るからには優勝したい」と意気込む橋爪良樹

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