卓球男子 第5シードの九州王者・明豊 目標のベスト4は射程圏内

2021/03/10
  • 春の全国大会

 キャプテンの田原は「自分のプレーを見つめ直す期間となった。戦術の部分でも整理できたし、体幹など地道に鍛えることができた」とクレバーなスタイル同様に、冷静に全国選抜大会までの期間を課題克服の時間に充て、計画的に強化を図った。

 相手のパワーを利用し、速いピッチで返球する門脇は、スピードに磨きをかけた。藤本監督は「相手の嫌がるプレーができるようになった。元々、反射神経の良い選手。相手が根負けする粘り強さを出してほしい」と選手の成長に目を細める。

 

 高橋拓希(2年)、立沢佑理(2年)もコンディションは上々。どちらかがポイントを取れば2枚看板が計算できるだけに、一気に勝機は広がる。サポート役に回る村田遼夏(1年)もいつでも試合ができるよう余念がない。「まずは初戦。相手は1回戦の勝者なので勢いがあるが、そこを切り抜けたら一気に(トーナメントを)登れる。組み合わせは悪くない。しっかり準備をすれば大丈夫」(藤本監督)と自信を持って試合を迎える。

 

全国選抜大会ではベスト4以上が目標

 

(柚野真也)

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