なぎなた 心を整え「やるべきことをやる!」で全国上位を狙う大分西

2021/03/09
  • 春の全国大会

 なぎなたの全国高校選抜大会に出場する大分西。今大会は新型コロナウイルスの影響で女子は団体戦のみとなる。競技方法もこれまでとは異なり、チーム構成は正選手3人のみで補欠2人を帯同できない。小野博美監督は「先鋒、中堅、大将の並びも変更できず固定メンバーで試合をしなければいけない。対戦相手の情報もほとんど分からず、ぶっつけ本番。自分たちのやるべきことをやったチームが勝つ」と話す。

 

 大分西なぎなた部は、1年生8人、2年生10人と例年に比べ部員が多く、レベルも高くなっている。キャプテンの足立陽菜(2年)は「大会に出られない部員もいるが、みんな上昇志向があって刺激し合っている」と緊張感のある練習ができていると感じている。し烈な部内選考から始まる大会は「メンバー入りできなかった部員のためにも」と自然に強い気持ちが出てくるようだ。昨年11月の県高校新人大会では中堅として出場し、得意の面で全国行きを決める一本を取った。全国高校選抜大会では大将を担う。小野監督は「個人戦では思うような結果は出ないが、団体になるとチームのためにとの思いが強くなるのが彼女の特徴。責任のある大将で力を発揮してくれると思う」と期待する。

 

団体戦で強さを発揮する足立陽菜

 

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